若者たちへの伝言

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『憲法ってなに?』


突然だけど、みなさんは憲法って知っていますか?最近政府が改正しようとしている『憲法』ですが、一体どんなものか。おっさんの考えを伝えますね。


『憲法って何?』


『憲法』とは、法律を司る前提のようなものだと、私は理解しています。憲法に反しても罰則はありません。最高裁が『違憲』であるとは表現しますよね。違憲であって、違法ではない。そういうことです。


日本国は、以下の六法を定め国家運営をしていきます。といった宣言書のようなものであると考えてもらえれば、わかりやすいと思います。六法とは、憲法、民法、刑法、民事訴訟法、刑事訴訟法、商法の六つで構成されています。


憲法を除いた5つを法律として、裁判などで使うことになっています。憲法の中で特に重要な部分は、第一条の『天皇は国民の象徴とする』という条文と、第九条の『戦争放棄』に関する条文になると思います。この二つは教科書でも学習しますよね。しかし、一番大切なことを私たちは教わっていません。それは、この憲法は『アメリカに拠って持たされたもの』であるという現実です。知っていましたか?若い人は特に知らないのではないでしょうか。


今政府が改正しようとしている部分も、この2条文について。人によっては、憲法によって70年間平和が維持されたと考えるようです。確かに多少は貢献したことは否めません。しかし、実はそうではないという話をしたいのですが、超長くなるので、次の機会にしようと思います。そして、戦争放棄は日本だけが宣言しているのであり、他国からの戦争も排除しているわけではないという、重要な部分に思考を巡らせてみてください。


残念ながら戦争は、国際法により、全ての国(日本も含む)にその権利が認められています。世界情勢が許すかどうかは別として、権利は認められています。従って、やろうと思えばいつでもできるというのが実情です。政府が改正しようとしているのは、他国が侵略を意図して日本を攻めようとした際に、自衛隊が準備を始めることができるように変更しようと言っているのです。


現在の憲法と法律では、専守防衛といって、先に相手が攻撃をするまで、反撃を認めていません。だから一発目に死亡してしまったら・・・反撃することが不可能です。国についても同じ。仮に一発目が核兵器であれば・・・反撃する前に「命令を下す人」が居なくなっている可能性だってあるのです。


だから、国や自衛隊が活動しやすい法整備をしませんか?と言っているのです。万が一戦争が始まったら、戦地に行くのは、自衛官と若いみなさんとなる。意識を持って、自分の頭で真剣に考える時が来ています。北のミサイルは、遊びで花火をしているわけではなく、状況的には、戦時中だとも言えるレベル。精度の低いミサイルが、【間違って命中】する可能性はゼロではないのです。


また憲法学者は誰も言いませんが、十七条の憲法と大日本帝国憲法は廃止になっているわけではないので、現在も有効な状態です。ですから、日本人が憲法を語る際は、一番新しい日本国憲法も含め、3つの憲法を同時に考える必要があることを覚えておいてください。以上です。

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