若者たちへの伝言

※記事に掲載している画像はネット上で見つけたものを無断で使わせて頂いています。申し訳ありません※

子供たちの明るい将来のため、日本の再生と世界平和実現を真剣に目指しています。日本中を旅してヒントをたくさん見つけました。それらを記事にしていくつもりです。一緒に行動してくれる仲間や、資金を提供してくれる支援者も募集しております。争いのない笑顔あふれる世の中を一緒に作りませんか?

『観光資源』


『観光資源』


日本は、基本的に資源が乏しいと言われています。実際に工業資源は乏しいと言えるかも知れません。しかし、過去には石炭や胴など多くの資源を有し、殖産興業の政策を掲げ国も全力で取り組んできました。


しかし、時代が変化すると途端に方針を変更するため、地元の住民や労働者は路頭に迷う結果を生んできた。夕張市などは財政破綻を引き起こし、高齢化率は50%を超えたそうです。まだ、行けていませんが恐らく子供の笑い声はほとんど聞くことはできないでしょう。


先ほどの記事にも書きましたが、中長期の政策を立て、方針転換が起こることも十分視野に入れたものをマニフェストに起こし、しっかりと正直に説明を行い、有権者が命がけで考えて投票行動を行うことが大切。


それから、工業資源ではありませんが、日本が本来一番大切にしなければいけない資源は「心と文化」ではないでしょうか。世界で一番長く続く国であり、おもてなしの心も世界一、豊かな自然と、貴重な歴史的文化財の数々。近代的な建物などは何処の国でも見ることができます。日本に限ったことではないと思いますが、観光地は黙っていても観光客が訪れるので、基本的におもてなしや商いに対する努力が不足しているように感じます。


現在函館に居るのですが、観光課の方にお話を伺ったところ、観光ポイントは「函館山からの夜景」だと言われました。確かにそうかも知れませんが、この地は明治維新の争いが終結した場所なのです。新撰組の侍が最後まで戦うと決めた「死に場所」なのです。しかも、武士道精神ではありえなかった「背後からの攻撃」によって、無念の敗北をした場所。それが函館山なのです。


現在の社会構造を作った、民主主義が資本主義のやり方に初めて屈した場所でもあるわけです。それを理解したうえで夜景を見ると、全く景色が変わって見えます。だから、おっさんはいつか函館に来たいと昔から願っていました。今回ようやく実現したのですが最後の侍の墓は草だらけ、メインの場所はボッタクリ、それ以外の場所は廃墟だらけ。


立派な建物は、市立病院・銀行・裁判所・郵便局・市役所・などばかり。地元の方が一番利用する道路は国道、県道問わずデコボコでした。観光課の方は雪が降るから毎年デコボコになります。予算に限りがあるのでやりたくてもできませんし、土木課の管轄だからはっきりわからないと言っておられました。でも観光課と経済課だけで百人近くの職員の方がいらっしゃいました。


私もまともにおいしい食事をしたことがないし、いらっしゃいませと言われたことも少ない。味覚も金銭感覚も乏しい隣国の観光客を騙して利益を出している暴○団の息の掛かった店以外は全てなくなり、スラム化が進行しています。


自分たちの街の事も知らず、綺麗にする気持ちもなく、騙すとことのできるカモを誘致しているだけにしか写りません。


今の日本に、観光客を招き入れる資格はないと俺は思うな。政策の責任もあるだろう。しかし努力を諦めたものも多いのではないか?


上野公園のホームレスの話を思い出して欲しい。諦めたらそれでおしまいなんだぞ。死んでもやれよ。子供たちとそのまた子供たちに諦める姿をみせるなよ。土方歳三は死んでも諦めていないと思うぞ。

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