『営業論⑩信頼の重み』
みなさんこんばんは。前回から10回連続で『営業論』を書いてきました。今回で第10回目となります。ラストですね。みなさんもお疲れ様でした
『⑩信頼の重み』
第9回では詳細を話せていませんが、ざっくり言うと営業職は、会社の代表として取引先にお伺いし商品やサービスを提供する、重要な役割を持つ職種だと言えます。そして、自社利益の責任を担う、やりがいのある仕事だとも表現することができます。
ある資料によると、新入社員の約7割が営業職を経験すると言われています。その後色々な部署に配属されるにせよ、最前線の現場を知るという意味に於いて、貴重な経験であることは間違いありません。
自社の顧客がどのような仕事をしていて、どんな想いや情熱を持って取り組んでいるのかを知ることができ、そのお客様に自社がどのような製品で貢献できているのかについてを理解できる、唯一無二の場所だからです。
そして、私が一番感じて欲しいこと。それは【お客様との信頼関係】について。信頼関係は、一朝一夕に築けるようなものではありません。小さな信用をコツコツ積み上げた、過去からの遺跡であり、先輩の努力の賜物であるのです。
その信頼の重さを肌で感じてください。それこそがあなたにとって一番の収穫となるでしょう。以前の記事に【お金は稼ぐものではなく戴くもの】だと書いていました。それが理解できるはずです。稼ぐなんてとても言えなくなります。
それをしっかり心に刻んでから、それぞれの配属先へと進んでいただきたいと思っています。そして、そのまま営業職へ配属になった方は、その重みを受け継ぎ、自分自身の信頼を残していく覚悟を決めてから、スタートしてください。
信頼とはそれほど尊いものであると私は考えています。この想いが少し前の日本には溢れていました。しかし、今は薄れて消えそうになっていると感じます。何かの縁があって、私の記事を読んで頂いているみなさんとも、そんな想いを共有していけたらと心から祈念しているおっさんです。
そして10回終了です。本当にお疲れ様でした。読みにくい文章で申し訳なかったと思いつつ、おっさん自身にもお疲れちゃんと労って、結びと致します。最後までお付き合いいただきありがとうございました。(了)