『廃県と全国一区制』
『廃県と全国一区制』
明治維新の大きな政策の一つであったのは廃藩置県と版籍奉還。300近く存在した藩を廃止して、県を設置した。この政策は明治維新の一連の改革の中で最も労力を要したと思われる。何故ならば、藩という制度は、政治、財政、軍事など全てを備え、それぞれが独立した性格を有していものを、中央政府に集約するという大事業だったからである。
藩は、中央政府の出先機関となってしまったわけだ。今で言う県庁や市町村役場である。私は、この出先機関を全て廃止したいと考えている。出先機関は、さらに外郭団体や出先機関の出先のようなものまで加えると多くの無駄を抱えている。この無駄はすなわち税金という形で我々が負担している。この策が成功すれば、減税という形で国民に還元されるでしょう。
世界を「地球人」としてまとめていく先例として、まずは日本を一つにするため廃県を実現したい。これが上手く機能すれば、国境の廃止に応用ができる。そのためのテストだとイメージしてください。
県庁職員、県議会議員、市町村職員、市町村議員、団体職員などなど多くの地方公務員と議員が削減できる。とにかく、公務員を激減させることが改革の基本です。ベーシックインカム制の導入も併せて検討していきましょう。
別に公務員を差別しているわけではありません。公務員を退職しても、きちんと仕事が継続できればいいはずです。それはまた別の機会に案を書くつもりです。まずは、廃県についてイメージをしておいてください。今日は以上です。