『死ぬということ』
みなさんはこれまでの人生で何回『人の死』に触れる機会がありましたか?人は生まれた瞬間から、死に向かってカウントダウンを始めます。この宿命だけは全ての人、命あるもの共通のものであり、決して避けることはできません。人が生まれてくる目的の一つに『心の声を聞く練習をする』ことがあると以前書きましたね。そして、今回もう一つ大切なことを伝えようと思います。
『死ぬということ』
人は肉体と魂の二つから構成されており、魂は修行が終わるまで何回も生まれ変わります。これを『輪廻転生』(りんねてんしょう)と言います。肉体は100年程度しか使えません。だから一度、死を経ることにより肉体を交換する必要があるのです。ですから、周りの人や親交の深かった方々にとっては悲しい、そして寂しい『人の死』ですが、魂にとっては、厳しい修行の間のほんの僅かな休息になるのと言えるのです。
ですから、葬儀では『お疲れ様でした』と言ってお見送りをするようにしましょう。そして、またの機会に触れようと思いますが、その方の魂とは、近い将来再び逢うことになります。だから悲しむ必要はありません。安心してください。
最後に
人はいつ死を迎えるか誰にもわかりません。50年後かも知れないし、明日かも知れない。昔、ある本で学びました『人は魂の使命が終わった時に死を迎える』と書いてありました。だから寿命についてコントロールすることは不可能です。よく、志半ばで無念の死などと言いますが、あれは肉体の志のことを指しているのだと理解できました。だから、毎日を人生最後の日だと思って一生懸命に生きていこうと思えました。健康で暮らせるだけでも実はとっても幸せなことであり、奇跡なんだと思えれば、きっと人生大きく何かが変わりますよ。
輪廻のお話は、またの機会にゆっくりしようと思います。では~