『人間学⑥徳と得』
みなさんこんにちは。今回は『人間学』シリーズを書いています。全8回になる予定です。【何かの参考になっているのか】は心の中だけに留めて頂き口外されませんよう、心よりお願い申し上げます(汗)
『徳と得』
徳とは、品性とか教養とか人格などを指す。一方、得とは、利益とかを指す場合もあるが、納得や説得などもある。非常に解釈しにくいと感じる。今回は一般的に使われる、得をするという意味を引用することとさせて頂きます。
人間が生まれてくる目的を、忠実に果たそうとするならば、「徳」を積むべきだと考えます。そして目的も果たそうという意識は持ちつつ、人生も楽しもうとするならば「徳と得」を狙いましょう。
私は迷わず「徳と得」に抱きついちゃいます。だって徳だけってなんかイヤじゃないですか?苦行ばかりしているみたいだし、本当は肉が食べたいのに、「いえ、自分は漬物が好きですのでお構いなく・・・」。的なやせ我慢。
そして「得」だけも何だかサボっているみたいで、なんかイヤな後ろめたさを感じそう。人間っていろいろダメなとこがあって当然です。たまにはズルしたりもする。それで良いと思います。そして時々で良いから徳を積んじゃう。
でも、人より少しだけ徳を積んで今世を終えたいと言う気持ちがある人は、毎日<絶対に一つは積める何か>を決めておけばいいと思いますよ。徳とは、一番簡単に説明するならば、誰かの為に想いを寄せることだと思います。
何か特別なことをする必要もありません。大切な誰かを想うでもいいし、目を閉じて何かを祈るでもなんでも。人間は基本的に自分のために生きています。その一日の時間のうち、少しだけを自分以外の誰かの為に使うこと。それが大切です。
おっ!今日はなんかちょっとだけいつもより良いこと言ったんじゃない??(笑)
(苦情防止対策に必死なおっさんでございます。汗)