『事実と真実』
『事実と真実』
私はよく、似て非なる関係について考える癖がある。この『事実と真実』に関してもそうで、非常に似ているが実は大きく意味合いが異なるケースとして紹介しようと思う。
事実とは、実際に起きたこと、聞いたこと、目にしたことなどを指す。そして、事実は故意によりいくつでも複製することができ、また捉える側の考え方により意味も変化するとおっさんは考えます。
一方真実は、常に一つしか存在することは無く『真理』の定めに従って意味は一切変化することがありません。言い方を換えれば、事実は真実を隠すために存在すると言っても過言ではないでしょう。
ひとが生まれてくる目的のひとつに『心の声を聞くこと』があると以前書きましたが、心の声を聞く練習をすることで、真実と事実の違いに気がつける能力を高める効果があると私は感じています。事実は時に残酷なほど真実とかけ離れており、真実を知る力がなければ、事実に拠って誤った方向へと導かれていくことになる。歴史などは大きくそんなことが影響すると言えます。
真実を見抜く力のない者たちに因る多数決の結果がどういうものになるかは、説明するまでもないでしょう。現代の民主主義って・・・みなさんはどう感じますか?
従って、真実を知るものは常に少数派であることが多く、多数決の論理に沿って排斥され、それを知る機会を永遠に失うことになることを、誰より知っているおっさんが強くみなさんに伝えておきたいと思い記事にすることにしました。
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